あはっブログ

思考変換を得意とするプロコーチが「心理学」「脳科学」を用いて「目標達成」「マインドセット」に関するわかりやすい記事を書いています。今日から一歩踏み出すモチベーション向上に役立てて下さいね。

本当の人生は挫折をしてからスタートする【夢に挫折した若者が次に目指したもの】

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こんにちは、雅です。

 

さて、こんな名言を見つけました。

「成功した人は挫折の向こう側に成功が隠されていることを知っている」

 ーーアンソニー・ロビンズ

 

 

アメリカ合衆国の世界的コーチであり、起業家、講演者です。

 

「挫折」はネガティブで避けるべき事柄に含まれがちです。

でも僕はそうではないと考えています。

 

僕の人生も挫折の連続でした。

しかしその経験がなければ、何もなし得なかったに違いありません。

 

 

【本当の人生は挫折をしてからスタートする】

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僕には「小説作家」という夢を挫折した経験があります。

9年間書き続けて、限界を迎えました。

 

 

✔️甘い思考が原因だった

 

挫折を経験する前、僕には「甘い考え」ばかりがありました。

 

「好きなものだけを書く」

「作品が評価されないのは読む側にセンスがない」

「ニーズのリサーチを怠る」

「周りの誘惑に負ける」

「人のフィードバックを聞かない」

 

大きな原因はこの5つでした。

挫折するまでは気づけなかった部分です。

 

 

✔️挫折の様子

 

そんな調子で9年間書き続けても結果は出ず、自信喪失により物語が書けなくなります。

 

「どうせ俺は」という思考ばかりが巡るので、何もやる気が起きず、何も手につかない状態。

 

弱メンタルが故に新しいことへ挑戦する勇気も湧かず、1年間ほど「何もない期間」を過ごしました。

 

当時フリーターだった僕には安定も安心も無く、そこからの焦りと、何もない自分への無価値観に押しつぶされそうになっていました。

 

仕事はつまらない。遊びに行っても楽しめない。人の成功は喜べない。夢にも敗れた。

 

完全な抜け殻状態の1年間でした。

 

 

✔️立ち直るきっかけ

 

何も良くならない人生に嫌気がさして、自分の行いを見つめ直す機会が訪れます。

 

それは自己啓発セミナーへの参加でした。

 

正直に言えば、当時の自分は「自己啓発を学ぶのは弱い人間がやること」という偏見を持っていました。

セミナー」という響きも怪しくて、信じる気にもなれませんでした。

 

参加を決意したのは、空白の1年間で何も変わらなかったからです。

このまま何の変化もない日常が一生続くと思うと怖くなって、居ても立っても居られなくなったんです。

 

たまたまそのタイミングで紹介してもらい、自己啓発セミナーへ申し込みをしました。

結果、二日間のプログラムで自己肯定感が高まり、自信を取り戻すことに成功しました。

 

もちろんセミナーの内容も良かったのですが、立ち直れた一番の要因は自分が「新しい行動」をしたからです。

 

その時の僕には「これまでやってこなかった事」に目を向け、チャレンジすることが必要だったのです。

 

 

✔️再スタート

 

それから僕は、また「夢」を追いかける選択をしていきます。

 

過程は省略しますが、たくさんの人と出会い、内観し、自分の人生を真剣に考えたことで決意が固まっていきました。

 

「学校の生徒たちに夢について伝える」

 

その夢を絶対に叶えようと決めました。

 

そのために必要な知識、スキル、経験、実績。

それらを得ていくチャレンジを開始していきました。

 

小説を書いていた頃にあった甘い考え、

 

「好きなものだけを書く」

「作品が評価されないのは読む側にセンスがない」

「ニーズのリサーチを怠る」

「周りの誘惑に負ける」

「人のフィードバックを聞かない」

 

これらで失敗した経験があるからこそ、成功するための「在り方」に気付けました。

挫折のおかげで今、夢に向かって前進できています。

 

 

【成功法則は失敗の中に存在する】 

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人から体験談を聞くとき、成功談よりも失敗談の方が価値があるって知ってました?

 

 

✔️成功する理由は人それぞれ

 

人から話を聞くとき、「成功する方法」を聞きたくなるものです。

 

成功している人から「こうやったら上手くいったよ」っていう話を聞けたら、めちゃくちゃ価値があるように思えます。

 

でも実は、「成功する方法」ってたくさんあって、人それぞれ違っていたりします。

その中には「運」も含まれるので、「確実」ではありません。

 

 

✔️失敗する理由は似ている

 

対して、「失敗する理由」はほとんどの人が同じです。

 

僕が上手くいかなかった理由でもある、

 

「好きなものだけを書く」

「作品が評価されないのは読む側にセンスがない」

「ニーズのリサーチを怠る」

「周りの誘惑に負ける」

「人のフィードバックを聞かない」

 

これらをやっていると、確実に失敗します。

 

成功者が何をやって失敗したかの話を聞くことができれば、

「なるほど、じゃあそれをやらなければ失敗は回避できるな」となれるんです。

 

 

✔️「やる」よりも、「やらない」ことを決める

 

「成功体験」は「やる前提」で話を聞かなければいけません。

聞いて「へぇ〜」で終わるのはもったいないですよね。

 

しかしアドバイスを言われて、実際に行動する人は1割以下の人間だけとも言われています。

 

なぜなら、「行動」が伴うからです。

行動しようとすると「面倒くさい」「不安、恐怖」「自信がない」などで出来なかったりしてしまいます。

 

それくらい人の意思は弱いんです。

 

反対に、「失敗体験」は「やらない前提」の話です。

話を聞いた後で、「やらなければいい」ので、誰でもすぐに実践していけます。

 

シンプルに考えて、日々の生活に何かを増やすよりも、何か1つ減らす方が簡単に出来ますよね。

 

僕が上手くいかなかった5つの理由をやらなければ失敗は回避できるということです。

 

だから、「失敗体験」の方が価値が高いんです。

 

 

【「痛み」こそが人を爆進させる】

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挫折は、できれば回避したいと思うくらいには「痛い経験」だと思います。

 

経験するとすごく気持ちが沈むし、無価値観や自信の損失もあるし、死にたくなるくらい痛いです。

 

その痛みこそが「改革のエネルギー」を生み出します。

改革とは、自分を改革していくことです。

 

例えば、

目の前に鉄の棒があったとして、それを握ったらとても熱かった、という体験をしたら、次はそれと同じ棒を素手では握らないですよね。

グローブをつけたり、冷ましてから触ったり、というような「工夫」をしていくと思います。

 

失敗という「痛み」を経験することで、人はその痛みから回避する行動を取るようになっていきます。

 

その「痛みを避けるエネルギー」を上手く利用することで、自分を改革し成長していくことができるのです。

 

 

【全ての成功者は挫折と失敗を経験している】

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間違いなく、世の中の「成功者」と呼ばれる人たちは挫折と失敗を経験しています。

 

ウォルト・ディズニー

スティーブ・ジョブズ

ヘンリー・フォード

カーネル・サンダーズ

アンソニー・ロビンズ

孫正義

本田宗一郎

 

他にも調べればたくさんの成功者が世界にはいます。

そしてその人たちの経歴を調べれば、必ず挫折と失敗が存在するのです。

 

最初から順風満帆にトントン拍子で成功することはあり得ません。

 

彼らが成功できたのは、挫折と失敗を経験しても立ち上がり、その経験を糧に諦めずに夢を追いかけ続けたからです。

 

一番の失敗は、挫折や失敗をした後に立ち上がらないことなのです。

 

 

ということで、今回は以上になります。

 

成功を諦めず、挫折と失敗の経験を活かして貪欲に夢を叶えていきましょう。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

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