植物由来の完全製品はウリで実現可能だった
おはこんばんにちわ!
小学生の頃にひょうたんから伸びた紐を引っ張ったら蛇の尻尾で驚いた、みやびです(-ω-)/
ちょっと面白い記事を見つけたのでご紹介。
情報アプリ『TABIーLABO』に掲載されていた記事で、ウリ科の植物をコップ型に育てて、完全なる植物由来の製品を実現させたのだとか。
詳細やら画像やらはこちら⇩から観ていただきたのですが。
www.msn.com
様々な企業でエコ精神が見られる社会になる中で、近年では『オーガニック』や『無添加』や『植物由来』が重視されるようになってきていますよね。
化学物質が少ない分、人体への影響も少ないことから、とくに化粧品などに多く取り入れられていますし、飲食店ではストローがプラスチック製から紙製に変わったりもしています。
要するに少しでも環境に優しいものを作って行こうぜ、ってな感じな風潮なんですね。
エコノミー&エコロジー、とはずいぶん前から言われていますし、地球環境への関心が高まっているからこそこういった事に需要があって、いろんな企業が積極的に取り組んでいるんですね。
エコ活動と言ってもゴミの分別くらいしかしていない僕も、もっと見習いたいところです(^^;
隣人「だがよ、植物由来配合だとかオーガニック製品だとか謳われてるが、ぶっちゃけ化学物質は微量にも入っちまってるわけだよな」
そうだねぇ。ゼロでは無いよ、必要最低限の加工はしなきゃいけないわけだし。
隣人「地球にとっての本当のエコは、こういうもの自体を作らないことなんだろうな」
いやいや、それは無理な話でしょ。文明を衰退させるわけにはいかないさ。
隣人「人類が滅べば、一億年後くらいには地球も元の姿を取り戻すんじゃねえか?」
極論過ぎて話にならない!
さすがに滅亡は避けたいところだけど、でもだからこそ環境保全の取り組みが成されてるわけですよ。
そんな中で実現されたウリのコップは、100%植物由来!
だって、あらかじめ用意したプラスチックの『型』に入れておくだけで、その形にウリが変形するだけなんだから。
隣人「作るというより育てる、って感じだな」
上の記事でもそんなこと言ってるよ。
なんでも、四角いスイカの製造方法からヒントを得たらしいです。
確かに同じウリ科の植物ならやれそうな気がしますよね。着眼点が素晴らしいですね。
隣人「でもこれ、どうせそのまま使うわけじゃないんだろ?」
と言うと?
隣人「いや、だってよ。このままじゃあ物自体の劣化が早く進むわけだから、ニスでコーティングしたり何らかの加工は必要なんじゃねえか」
このまま使えないことも無いと思うけど。
隣人「使えたとしてもだ、劣化は著しい。人が食器棚から出してジュース注いで洗って乾燥させて、ってなるとその分すぐダメになっちまう。金出して買う訳だからできるだけ永くもたせたいのは皆同じだろ。すぐにダメになるなら商品価値としては下がってけっきょく世の中に普及しないんだよ。誰も使わなかったらそんなもの作ったってエコには何の影響も出さないんだ。となると化学物質での加工は必要になってくる。しかしそんなことしたら『植物由来100%』という文句自体が嘘になるわけで、コンセプトからかけ離れるわけだ。仮に一品安く提供したところで、このコップの製造方法はどうしても時間がかかるわけだから品薄になるのは目に見えてるんだぞ。普及率はそこまで上がらん。そこをどう上手く解決していくかが、このウリコップの課題になってくるだろうな」
・・・・・・
隣人「っ・・・なんだよ」
君って案外、いろいろ考えてるんだね。
隣人「バカにしてんのかお前」
確かに、これで完成、完結した話ではないでしょうね。
製品化する上での課題はあるし、やはり100%の壁は大きい。
ですが大きな一歩ではあります!
食器自体を植物のみで作ることに成功した。これだけで環境保全への貢献は十分ではないでしょうか。
本当のエコは、皆がこういう小さな積み重ねをすることだと思いますよ。
ゴミの分別だって立派なエコ!
僕も自分にできることをコツコツとやって行こうと思います!
隣人「お前、無理矢理自分を正当化してないか?」
ウウン、ソンナコトナイヨ。