あはっブログ

思考変換を得意とするプロコーチが「心理学」「脳科学」を用いて「目標達成」「マインドセット」に関するわかりやすい記事を書いています。今日から一歩踏み出すモチベーション向上に役立てて下さいね。

お笑いにわかが『東京03』について語ってみた

おはこんばんにちわ!

 

お笑い番組大好き、みやびです('ω')ノ

 

 

さて今回は、僕の大好きなトリオ芸人の『東京03』について語ってみようかと。

 

というか東京03かなり面白くありませんか?

皆さん彼らのコントをきちんと見たことありますか?

 

あの秀逸な演技力。

巧みな物語の構成力。

一人一人の個性。

絶対裏切らない笑いのセンス。

 

何ひとつとして欠けてない、まさに完璧なコントの完成度!

 

 

隣人「ひな壇芸人としては三流だけどな」

うるさい! 彼らはそこで勝負しないの!

隣人「ぶっちゃけバラエティー番組の露出は少ないだろ。テレビに出なきゃ知名度は上がんねえんじゃねえか?」

やれやれ、これだからにわかは。

隣人「タイトル見ろ、お前もだろが・・・」

 

 

確かに東京03の彼らはトーク力がありませんね。

まあ、認めましょう。誰一人として気の利いたコメントができない、ひな壇芸人からは縁遠いバラエティ不向き不器用コンビです。

 

 

隣人「そこまで言わんでも・・・」

 

 

ですが!!!!

 

そんなテレビ露出の少ない彼らなのに、単独ライブをすればチケットは即完売。会場はすでに満員。コントをすればどれも大ウケ。

 

なぜこんなにも人気があるのか。

 

そこには東京03にしかだせない『味』があるからだと僕は思うんですよ。

 

 

【確かな実力】

まずもって、東京03の実力は認めざるを得ないものがあります。

というかこればかりは芸人業界含め誰もがすでに認めていることでしょうが。

 

「トリオで漫才」と言えば、ダチョウ倶楽部を皆さん思い浮かべると思います。

彼らはトリオの最高峰に立った芸人さんであり、お笑い業界をけん引する、言わばレジェンドですね。

 

では、「トリオでコント」と言えば誰を思い浮かべるでしょう。

そう、そこに当てはまる芸人さんは東京03なのです。

 

 

隣人「ジャングルポケットとかパンサーの方が若者には人気じゃねえか?」

確かにその方立ちも実力者だけど、明らかに違うのは活動歴さ。トリオコントの世界を広めたのは間違いなく東京03だよ。

 

 

ジャングルポケットの結成は2006年。

パンサーの結成は2008年。

 

東京03は2003年に結成しているから、4、5年も前から活動しています。

 

2009年にはキングオブコントで優勝もしていて、上記二組は優勝を逃しているんです。

 

こう見ると実力の差は明らかですし、東京03がトリオコントの第一人者と言っても過言ではないでしょう。

 

 

東京03はスルメ芸人】

その芸風なんですが、これがまた噛めば噛むほど味が出るスルメのようなコントをするんです。

 

お笑いって、掴みが肝心だとか、分かりやすさが重要だとかよく言いますけど、東京03はそこにこだわらないんです。

 

「流れ」を意識しているんだと思うんですよね。

あくまで物語中心でコントを進めていって、じわじわと笑いに変えていく。

 

観てる方も、どこからボケが始まるのか分からない。

 

そんな芸風なので、最初は少しだけ退屈にも思えます。

前置きが長いなぁ、と思うんですけど、いざボケが始まってくるとどんどんそこから加速していくんですね。

 

で、そこからがスルメ芸人の真骨頂!

 

コントの中で、メンバーのボケ役である角田が何度も同じ言葉を言ったり行動をする流れが必ずと言っていいほどあるんですが、それがまた何回見ても面白い!

 

というか、見れば見るほど面白さが膨れ上がっていくんですよ。

 

一度目は顔がにやける程度。

二度目は声が出る笑い。

三度目は手を叩いて笑っている。

四度目には拍手を送るほど。

 

そんな感じで、噛めば噛むほど、見れば見るほど味が濃くなる、面白くなってくるのが東京03のスタイルなんですよね。

 

 

【独特な世界観】

で、そんなコントの世界観は言わずもがな独特なんです。

 

先にも言った通り、流れを意識していますから、スロースタートでコントが始まっていきます。

 

幕が上がると、まず東京03のメンバーがいる。

最初の一言目は、何でもない日常会話。それも妙にリアルな現実的なシチュエーションです。

 

漫画家を諦めて田舎に帰る角田を見送る、飯塚豊本

ワインを注いでディナーを楽しむ角田と、店員の飯塚と豊本。

父の角田に対して家を出ると聞かない娘の豊本、その間に入る長男の飯塚。

 

なんか、こんなことありそうだなぁ、と思わせるような現実味溢れる冒頭。

そこから物語が展開されて、だいたいは角田の様子がおかしくなっていく、という流れになっていきます。

 

東京03のファンなら、「今日はどういう風に角田がボケをするのか」という楽しみ方ができるのですが、ほとんど知らない人からすれば少しつまらない入りかもしれませんね(^^;

 

ですーーが、それこそ東京03ではないと出せない味なんですね。

 

歌舞伎が最後に「にらみ」をするように。

アンパンマンが元気百倍になってバイキンマンがバイバイキンするように。

 

お約束のように、角田が様子をおかしくして場を盛り上げていく。

それにツッコむ飯塚と、妙な間で煽ってくる豊本。

 

この展開を見たいが為に東京03を見ると言っても過言ではありません。

 

ギアが入ればどんどん面白くなっていって、盛り上がったステージは東京03の独壇場です。

笑わずにはいられない。ワクワクできて、ドキドキできる。

たった15分ほどのコントでも、幕が下りた後には一本の映画を観終えたかのような気持ちにもなるんですよね。

 

 

何より、三人の演技力にも見入るんですよ。

喜怒哀楽の表現が上手く、より一層コントをリアル化していく実力には感服です。

 

リアルすぎて賛否両論があるほどに、東京03はコントの完成度をどこまでも上げていっているんです!

 

 

 

どうです皆さん気になり出しました?

YouTubeにもいくつかコント映像が上がっているので、是非観てみてくださいね!

東京03ワールドに引き込まれること、間違いなしですから!

 

 

隣人「リーダーの飯塚は毎晩コントの新ネタを考えてるって言ってたな」

そうそう。それほどコントに命かけてるんだよ!

隣人「豊本はなにやってんだ? 影薄いよな」

まあまあ、それもキャラと言うことでいいじゃないか。

隣人「角田は酒飲むと家の中のどこにでも小便すんだろ?」

それは言わない! ああ、好感度が!!