双子の話。実はこう思ってます編
おはこんばんにちわ!
一卵性双生児の兄、みやびです('ω')ノ
皆さんの周りに双子っています?
例えば小中学生のときなんかは、一学年に一組くらいはいたんじゃないでしょうか?
そうでなくても学校には必ずいる存在、それが『双子』ですね。
「よお」と挨拶したら妙に他人行儀に会釈を返してきたり。
名前を呼んでも反応してくれなかったり。
ついさっき別れたばかりなのに角を曲がるとまた現れたり。
双子の被害者ってけっこう多いように思います。
隣人「似てる奴は似てるからなぁ。とくに女性の双子は区別つかんぞ」
僕もだよ。女性の双子は完成度が高い。
隣人「双子のお前が分からねえのかよ」
そう、そこ!!!!
隣人「うをっ、びっくりした・・・」
あのですね、皆さん勘違いなさっている方が多い。本当に多いです!
いや、まあ確かにそう思うのも無理はないでしょう。
同じ双子なら、区別のつけ方とか、見分ける能力とかが備わっていてなんか分かっちゃう、みたいな。
言っておきますが、そんなこと一切ありません!
自分たち以外の双子を見ると一般人と同様の反応を僕らもするんです。
見分け付かないし、名前間違えるし、いわゆる『双子トラップ』にはまるわけですよ。
なぜかって。
だって、自分の目の前にいるもう一人は、僕から見れば他人ですからね。
冷たい意味じゃないですよ。
そりゃ大切な兄弟ですし、双子の片方という存在ですからちょっと普通の兄弟間には無い絆があるわけですが。
でも、そんなもう一人はあくまで他人で、自分と思うことなんてほとんどないんですよ。
僕からすれば弟は弟、僕は僕、って感じに捉えてて、まず大前提に「弟は僕で、僕は弟」なんて思考はありません。
つまりね、僕は双子ですけど、毎日双子を目の前にして生活している自覚は無いんです。
故に、双子の見分け方なんて分からないんです!
隣人「そ、そうなのか」
そうなの! 無暗に「双子なのに」とか言うのNGだから。
隣人「でも仕方ねえだろ。んなの知らねえわけだし」
いや、まあ、そうなんだけどさ・・・そうなんだけどさ!
隣人「分かった分かった。俺が軽率だったよ」
べつに良いんですよ、言ったら悪いとかじゃないですし。
それから広がるコミュニケーションもあるでしょうし。
隣人「本当に思ってんのか?」
それと、高校生くらいのころに本当に嫌になっていたことがあるんです。
それは「どっち?」って言われること!
隣人「ああ、どっちがどっち? ってやつか」
それをさ、幼い頃からずーーーーーーーーっと言われてきたんですよ。
その度に「こっちがみやびで、こっちが弟」って答えなきゃいけなくて。なんなら決まり文句みたいになって、会えばあいさつ代わりに必ず訊かれたりしてたんです。
見分け方とか訊かれて、「鼻の下にホクロがあるのが弟で」みたいな説明も数えきれないくらいしましたね。
胸元に名札付けたろか!!!!
って何度思ったことか。
隣人「それも仕方ねえだろ。じゃあ名前間違われていいのか?」
よくない!! 非常によくない!!
隣人「なら、訊くだけ有難いじゃねえか」
でももう答え飽きたんだよ~(´;ω;`)
隣人「双子の定めだ、諦めろ」
ぐぬぬ。
しかし知っておいていただきたいっ。この双子の呪縛とやらを!
そしてもし近くに双子がいる人は、その人たちに是非こう言ってあげてください。
「顔は似てるけど、中身は違うね、って」
そしたらね、双子は「自分たち一人一人をちゃんと見てくれてるんだ」って思うから好印象ですよ!
少なくとも僕はそう!
双子だから全く同じってことはないんですからね!
双子をワンセットで考えないこと!
ココ重要!
テストにでます!
よろしく!!!!
隣人「全く似てねえな。って言えば喜ぶのか?」
なんか僕のアイデンティティーが損なわれる気がするから、それも嫌!
隣人「めんどくせぇ!!」