コーチングって何?その必要性とは?【現役プロコーチのリアルな見解】
こんにちは、雅です。
プロコーチの活動をしていて思うことは、まだまだ需要が低いということ。
というか認知されておらず、コーチングというワードを出すと7割の方が首を捻ります。
そのうち2割は「聞いたことがある」で、正体を知る人は1割程度かな、という感じです。
1割の人に認知されている状況は、昔に比べれば増えた方かもしれません。
でもできればこの数字をひっくり返したいですね。
てなわけで今回はコーチングについてお話ししていきます。
目次
コーチングって何?
「コーチングとは、対話を重ねることを通して、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセス」
というのが本に書かれている一つの定義になります。
要するに、クライアントが本当に達成したいことを引き出し、導いていくのがコーチの役割です。
傾聴、質問、承認
「引き出す」「導く」とはどういうことか。
そのために傾聴、質問、承認を繰り返し行っていきます。
「傾聴」:クライアントの話を徹底的に聞き、本音を引き出す。
「質問」:クライアントが自分で考えるように質問をする。
「承認」:クライアントのどんな発言や感情も受け止め、行動や結果についても承認する。
こうすることで、クライアントは自分の変化に柔軟に対応できるようになり、能動的な行動を促すことができます。
コーチングとティーチング
似ているもので「ティーチング」というのがあります。
ティーチングは「教え」や「アドバイス」と言った「問題解決の方法」を与えることを指します。
よく勘違いされるのが、コーチングに対してティーチングの方をイメージされること。
コーチはあくまでクライアント自身が持っている「答え」を「引き出し」「導く」存在です。
学校の授業のように一方的に教えるのではなく、クライアントが自分で気づき、能動的に思考や行動をしていくように支援していきます。
コーチの語源
コーチングのコーチという語は「馬車」の意味を持つハンガリーの「コチ」が由来となっているらしいです。
つまり、馬車のように「人をゴールまで連れて行ってくれる人」がコーチであり、コーチングとはそのプロセスのことを指します。
事業としてのプロコーチ
最近では、僕のように「個人」に向けたコーチングを行なっているプロコーチが増えています。
アメリカではコーチングを受けたことがある人や、コーチになる勉強をしている人が増えてきていて、その波が日本にもきている感じです。
あえて「コーチ」と謳わず、独自のブランディングで事業を成り立たせている方も多く、その境界線は曖昧になっています。
とは言え「コーチングスキル」自体、対人ビジネスにおいてかなり役に立つので、どの専門分野で事業をしているかというだけの話でもあります。
コーチングスキル
「コーチングスキル」はビジネスだけではなく、人材育成にも大いに役立つスキルでもあります。
コーチを雇い、社員へ「コーチングスキル」を習得させて人材育成を成功させると言った取り組みを行う企業も増えていて、スターバックスでも従業員にコーチングスキルを教えているみたいです。
コーチングの必要性とは?
本音を言えば、全員に必要だと思っています。
でも胡散臭くなるので、僕の経験から「こんな人は受けてみるといいんじゃないかな」と思う人をあげてみました。
どんな人に必要か
- 自分を変えたいという強い思いがある人
- 具体的な目標があり達成することにコミットしている人
- 行動しているがなかなか成果が出ていない人
- 経験や知識は積んでいるが、まだ何か足りないなと思っている人
と言った具合です。
どんな人に必要でないか
逆に、必要ないと思う人も上げておきます。
というより、「受けてもあまり価値を感じられない人」です。
先に言っておくと、これはあくまで僕個人の見解に過ぎないので、興味がある方は漏れなく全員受けてみるのをオススメします。
- 今のままで何の不満も無く心が満たされている人
- 向上心が無く、その必要性も感じていない人
- 自分で行動する気が全く無い人
- 人の言葉を受け入れず、反発ばかりする人
と言った具合です。
コーチングを受けるとどうなるのか
自己肯定感、自信、思考、行動基準、充実感などがプラスに変化します。
クライアントさんの実績の一部をプロフィール下部にまとめていますので、良かったらご覧ください。⬇︎
どうしてこういった変化が表れるのか
その理由を一から説明するとかなり長くなるので今回は割愛しますが。
一番の要因は先にも書いた「自分の変化に柔軟に対応できるようになり、能動的な行動を促すことができる」という点です。
「海面上昇」ってあるじゃないですか。
地球温暖化により海面が上昇する現象です。
それって短期的な観察では分かりづらいですが、5年とか経ったら「◯ミリ上昇してる」って観測できるわけですよね。
人が自分自身に対して感じる成長速度も、それと似ているんです。
何も進んでないように見えてしまって、何かを諦めたり、挫折したり、自信を無くしたり落ち込んだりしているわけです。
でもコーチングを受けることで、コーチという第三者からの肯定的なフィードバックをもらい、自分の「現在地」を常に客観的に見れるようにトレーニングできます。
このトレーニングによってセルフケア能力が向上し、自分の中の物事が進んでいる実感を得ることで自己肯定感が上がり、行動につながり、成果を出していけるというわけです。
気になるけど、どのコーチを選べばいいのか分からない方へ
最初に言っておくと、「善し悪し」で判断するのはキリが無いのでオススメしません。
魔女が白雪姫に「毒林檎どうぞ」なんて言って渡さないのと同じように、例え実績がないコーチがいたとしてもホームページにはいくらでも良いように書けますから。
自分に合ったコーチを選ぶポイント
「専門分野」と「フィーリング」の二つを判断基準にすれば間違いないでしょう。
コーチは十人十色です。
「どんな専門性があるのか」「どんな人なのか」という点で、直感的に自分にマッチしていれば大丈夫です。
専門分野
「専門分野」は、そのコーチのプロフィールやSNSのホーム画面で確認することができます。
ちなみに僕のSNS(インスタグラム)だと、こんな感じです⬇︎
https://www.instagram.com/miyabi_zibungoto/?hl=ja
ぱっと見で、「思考」「目標達成」という専門性は分かるかと思います。
もし自分が「ネガティブを克服したい」「目標達成したい」という思いがあれば、専門分野でマッチしているということになります。
フィーリング
「フィーリング」に関して言えば、そのコーチのSNS投稿の雰囲気や、年齢、性別などが判断基準となります。
上記の僕のインスタを見ると、「男性」「30代前後」「楽しいこと好きそう」ということは伝わるかと思います。
この人にどれだけ魅力を感じるか。または相性が良いかがポイントです。
単純に、好き嫌い判断でOKってことです。
過去に二人のコーチを雇いました
僕もこの二つの基準で実際にコーチを雇っています。
今年の2月で契約満了したんですが。
現実的な成果を上げることができているし、状態はかなり良いです。
肌感で、コーチの選択はこの基準で間違いないなと思っています。
個人的には、「自分で行動する」という点にコミットしておけば、どんなコーチでも成果は出していけるのでは無いかと思っています。
ただそのコミットすることを引き出せるかは、コーチの技量にかかっていますけど。
プログラムの期間、単価
ここもコーチによって変わってきます。
期間で言えば、「3ヶ月で7〜9回のセッション」がスタンダードと言えます。
プログラムやコースによっては前後するので、コーチの方へ直接確認するのが確実です。
単価も、数万〜数百万とコーチによって幅が広いです。
有名なコーチや実績が多くある方ですと数百万。
中堅コーチだと50万円前後だと思われます。
若手だとそれ以下が多いです。
とは言え、値段が高ければ良いコーチというわけではありません。
安くて質の良いコーチングをされている方もいます。
これは参考程度にして、あくまで「専門分野」と「フィーリング」で選んでくださいね。
体験セッションに参加してみる
ほとんどのコーチが「体験セッション」を行なっています。
マンツーマンでのセッションなので、初めはハードルが高いように思われますが気軽に申し込んじゃってください。
本セッションに比べて、体験セッションは格安で行われていることが多いです。
数千円とか、中には無料で実施している方もいます。
ちなみに僕は1000円で行なっています。
良かったら案内ページを見てみてください⬇︎
無料や格安でも、中身は有料級のセッションだったりします。
それだけで自分の人生のヒントを得られるなら、かなりお得ですよね。
ノーリスク・ハイリターンなので、別の方のコーチングも気になっているのなら、勇気を出して一歩踏み込んでみてくださいね。
まとめ
ということで、コーチングについて説明してきましたが。
何となくご理解できましたか?
この内容の中でもし分かり難いことがあったら、お気軽にコメントから質問してください(^ ^)
とは言うものの、やってみないと分からない、まだまだ怪しく見られる世界なので、もっとコーチングが認知されるよう努力していこうと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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